ハンドリンキングについて
足の指は非常に敏感なセンサー。
履き心地を語るうえで欠かせないのが、つま先の縫製です。足の指先の感覚は、体の他の部位と比べても非常にデリケートで敏感です。つま先の縫い目という、わずかな違和感でも、足先は非常に多くの神経が集中しているため、脳はその「わずかな異変」を敏感にキャッチし続け、無意識のうちに脳の疲れとして蓄積されてしまいます。
世界的にも希少な製法ハンドリンキング。
インカラーでは、つま先のごろつきを抑えるため、ハンドリンキングを採用しています。ハンドリンキングとは、つま先の開口部を一目ずつ針にかけて手作業で縫い合わせる技法です。これにより、縫い目による足への刺激が最小限に抑えられます。しかし、一般的な自動縫製と比べて圧倒的な手間がかかり、1日に仕上げられる数は熟練者でもごくわずか。現在では世界的にも非常に希少な製法です。技術者たちは、旧式の機械を大切にメンテナンスしながら、日々この希少な技を継承しています。
1日の疲れを劇的に軽減するハンドリンキングの靴下。
一目一目を技術者が手作業でリンクさせるハンドリンキングは、縫い目の存在をほとんど感じさせない仕上がりを生み出します。履いた瞬間にわかる、なめらかで自然なフィット感は、現代の自動縫製では再現できないものです。足先をやさしく包み込むその履き心地は、一日を通しての快適さにもつながり、一般的な靴下と穿き比べれば、夕方の疲れ方の違いを実感できるはずです。